解説・永久抹消登録 廃車の手続き、即ち自動車の抹消登録をすることは、自動車のナンバープレートを返却することを意味します。ナンバープレートがなくなると、その自動車を日本の公道で走らせる事ができなくなります。ここで言う廃車、即ち抹消登録には、実は一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があります。その2つの違いがどこにあるかと言うと、それぞれ考え方と手続き方法が異なっています。ここで簡単に2つの廃車手続きの違いを説明すれば、一時抹消登録とはその名の如く一時的な廃車です。後日もしその自動車に再び乗る必要が出てくると、一旦車検を受け、その後で再登録をすればその自動車を再度使用することができるようになります。例えば海外への出張、引越し、長期の旅行等といったケースでこの一時抹消登録を行います。一方永久抹消登録の場合は一度その抹消登録をしてしまえば、再びその自動車に乗りたくなっても、もう自動車使用の再登録をすることはできません。文字通り永久的な廃車であり、私たちがよくイメージする廃車とは一般にこちらを指します。わかりやすく言えば、前者が自動車としての身分の凍結、後者は抹消とも言い換えることができるでしょう。実際に自分の自動車を廃車にする際、上記の一時抹消登録と解体届けとを組み合わせるか、或いは永久抹消登録の何れを選択するかはそれぞれの自動車の状況や持ち主のニーズによって異なってきます。 『永久抹消登録』 最新ツイート pickupLast update:2019/5/22 |